This is ME

自分が経験したことたち。

【海外滞在】理想と現実【悩んでいる人に読んでほしい】

私はいまニュージーランドワーホリ中。

 

私の海外長期滞在経験は失敗ばかり。でもありがたいことに私はそのたび、周りの人に恵まれる。それでも悲しくなったり、自分すら信用できなくて泣きたいことなんて日常茶飯事。中にはトラブルもなく、ただ楽しい生活を送れる人だっているだろうけど、そんな生活を送れる人は稀で。たとえば、その土地の生活がぴったりとはまったり、元々の性格が若干疎めな人が多いような気がする。(悪い意味ではない。)

 

私は性格的な問題もあり、初めて海外に行くって決めるまで相当時間かかったし、決めてからも不安と葛藤は異様にあったと自負してる。

 

私が海外に興味を持ったのは中学生のころ。好きだったアイドルがアメリカかぶれな感じで、英語ペラペラでさらには留学してて私もこんな人になりたいって思ったのがきっかけ。それまで洋楽に興味もなければ、英語で映画を観た記憶すらない。

 

この不純な動機のせいで、私の人生は変わった。(いい意味でも、悪い意味でも。笑)

 

初めて飛行機に乗ったのは高校3年生の頃で、短期でアメリカにホームステイをしにいった。当時はYes,Noが言えるだけのレベルで、ホストファミリーが話しかけてくれたってなにも理解できない。それでも現地の人が暖かくて…その経験のおかげで海外に住みたい願望が強くなる。だけど、進路は安定した日本から離れて海外に行くことに現実味を感じず就職を選択して、"海外に行く"ことから遠のいた生活をしていた。

 

朝から晩まで働く社会人生活を送っていた20代中旬。何がしたいのか分からなくて笑えなくなって、急に涙が止まらなくなりメンタルが参っていることに気づく。やりたいことを探して、目標を見つけようとした。でもなにも思いつかなかった。そんなときに、海外に行きたかったことを思い出して“今しかない。”と思って渡米を決意。といっても、行くって決めるまで簡単じゃなかった。

 

たくさん悩んでやっと行くことを決意したアメリカでのオペア。でもこのときも失敗にだいぶメンタルがやられて、もう海外になんて行きたくないって思ったし当時はまたどこか日本以外の場所に住んでるなんて予想しなかった。

 

そんな私が過去の自分、そしてこれから海外に行きたいって思ってる社会人経験者の方に言いたいこと。

 

完璧は必要ない、ある程度コミュニケーション取れるようにしておけ。

英語圏に行ったらすぐ英語が喋れるようになって、簡単に友達ができるって思ってた。でも実際は何もしなければ語学は一切身につかないし、数年で手に入れることなんてできないのに"完璧"にこだわって喋れない。だからコミュニケーションも取れず友達なんてできない。スマイルとジェスチャー大切!!!

 

 

絶対はない。たくさん感謝と愛を伝えてから出発しろ。

ホームシックとは無縁だと思っててもホームシックを経験したし、このご時世予期せぬことが起きる可能性しかない。

 

プライドは捨てる覚悟で、自分を守れるメンタル身につけろ。

社会人をそれなりに経験してからの何もない場所で一からの生活。言葉が通じないだけで無力に感じて、プライドはずたぼろ。

 

やらない覚悟よりやった後悔

ってよく言うけど、本当にそうだと思う。私は失敗したオペアでの生活を帰国後しばらくひきづって、もう絶対海外に行きたくないし、オペアはしないって思ってた。それでもまた違う国にきて生活をしてるし、別のホストファミリーでオペアも経験した。何度でも挑戦することはできる。途中でやめることもできる。

 

どうしても年齢を気にしなきゃいけないワーホリビザ問題。社会人を経験してアラサーで海外に飛んできたことに後悔はないけど、もっと早く決断しておけばよかった、と最近しみじみ思う。

もっといろんな国にワーホリ行きたかった…。